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小鳥

小鳥ではありませんが・・・
小鳥ではありませんが・・・
ハリスホークという外国産の猛禽類です。この子は1才8ヶ月のらんまるくん。猛禽好きのご主人に飼われています。骨折ではないようですが左の翼を傷めたらしく、すこし翼が落ちています。とても良く慣れていて、レーザー治療もおとなしくさせてくれました。
症例数は多くはありませんが、たまにこんな変わった患者さんも来院します。
ヒヨドリの真菌症
ヒヨドリの真菌症
ヒヨドリのへーちゃんは、幼い頃保護され、人に懐きすぎたためそのまま家庭で飼われているヒヨドリです。夏になり、生え変わったはずの羽が頭から抜けてきたということで検査してみると、真菌が検出されました。
幸い初期だったので、消毒と栄養療法で完治しました。
ハジラミ
ハジラミ
オカメインコを複数羽飼育しているお宅で発生したハジラミです。肉眼では羽が汚れているような斑点にしか見えませんが、顕微鏡で見るとこの通り・・・鳥にとっても痒みのためストレスが大きいので、駆除したほうがよいでしょう。市販でも殺虫スプレー等を使う場合は通気性と適用量に気をつけないと副作用がでることもあるので注意が必要です。病院では内服の薬でも駆虫できます。
インコの疥癬症
インコの疥癬症
目の周りや口ばしの周辺の皮膚がガサガサして、痒みを伴っているようなら疥癬が疑われます。重症になると口ばしが変形したり、足まで病変が及ぶこともあります。軽度であれば塗り薬で対処できますが、重症の場合はイベルメクチンという殺ダニ剤を内服させます。接触感染するので、複数飼育している場合は全員の治療をしなければなりません。
文鳥の頬部のしこり
文鳥の頬部のしこり
同居している鳥につつかれて傷ができて以来段々大きくなってきたということで来院されました。
大きく盛り上がり自壊もしています。炎症性か腫瘍かはまだわからないということで、抗生物質と消炎剤からスタートしてみることになりました。
2ヵ月後、脱落しました
2ヵ月後、脱落しました
飼主さんが根気強く内服を続けた結果、2ヶ月になろうとするある日、しこりがとれました。まだ目や鼻孔周りに炎症は残りますが、手術等をせず、自然に枯れて落ちたので飼主さんは非常に喜んでおられました。
腫瘍かどうかの鑑別は・・・これで再発してこなければ炎症性といえそうです。
オカメインコの慢性結膜炎
オカメインコの慢性結膜炎
大分県と、遠方からの来院でしたが、いままで数年間いろんな病院で行った治療に反応しないということで来院されました。抗生物質と消炎剤、点眼薬をお出しして、薬が切れたと来院されたときには、今までに無く良い状態であったという報告を受け、安心しました。今も薬が切れると症状が悪化するので、少量ずつ薬を続けています。
セキセイインコのきーちゃん
セキセイインコのきーちゃん
【飼い主さんのコメント】
きーちゃんはよくしゃべり、特に祖父の耳が遠いので補聴器をしていてそれがわかるのかつけている方の耳から「じいちゃーん!!」と大声で鳴きます。
 
行橋の患者さんです。幼少時からメガバクテリア持ちですが、定期的な投薬と処方食で元気いっぱいです。
本当によくおしゃべりする子で、この間来院したときも、ず〜っと何か話していました。TVにでれそうな位です。
 
 
 
 
22歳のキバタン
22歳のキバタン
ホテルで4週間ほどお預かりしたキバタンのピーちゃんです。賢く簡単な鍵なら開けてしまうので、南京錠を三個も籠につけています。はじめは警戒して攻撃的でしたが、次第になれて頭をなでさせるまでになりました。
22歳といっても寿命が40〜50歳といわれるキバタンにとってはまだまだ元気な年令です。
セキセイインコのキイタくん
セキセイインコのキイタくん
昨年(平成16年)のお正月から呼吸器感染症、そのう炎、気のう破裂、細菌性腸炎、カンジダ性腸炎と、立て続けにインコの代表的な病気をすべて経験したキイタ君です。飼い主さんが非常に熱心な方で、毎週検便検査に来てくださるので、私たち獣医師もここ1年で、小鳥の難治性腸炎に関しての勉強・新たな治療法の研究をさせてもらって感謝しています。おかげで今までなら無理だった重症の小鳥たちも助かる例が多くなりました。
キイタ君の観察ノート
キイタ君の観察ノート
飼い主さんが毎日キイタ君の様子を記録した観察ノートです。
体重、餌・糞の量、飲水量、投薬記録、様子など項目ごとに細かく記入してあります。このノート一冊で学会に出せるような文献が書けるかも!?診察の上でも非常に助けになっています。
セキセイインコのピーコちゃん
セキセイインコのピーコちゃん
大事に、大事に飼われているお年寄りインコのピーコちゃんです。昨年は何度と無く危ない状態になりながらも、そのたびに病院に駆け込み持ち直してくれました。
飼い主さんと会話を楽しめるほどに、長年生活をともにしてきたピーコちゃん、長寿記録目指して頑張ってね!
 
平成16年6月、ピーコちゃんは星になりました。
享年10才でした。安らかに・・・
キバタンのカール
キバタンのカール
年賀状からのご紹介です。
数年前から、年に数回産卵するようになり、卵を生む前には吐いたり体調が悪くなるのでそのたびに来院しています。レーザー治療や内服薬で今まではどうにか無事産卵できていますが、体のためにもあまり産み過ぎないようにネ!
ルリコンゴウインコ
ルリコンゴウインコ
動物園などでしかお目にかかれない位の珍しい患者さんです。体長は約80〜90センチにもなる大型インコです。寿命は約50年とのこと!鮮やかな黄色の胸と背面のるり色のコントラストが綺麗です。
可愛くポーズを決めるインコちゃん
可愛くポーズを決めるインコちゃん
実はこの子、右の翼がありません。犬に襲われてもげてしまったのです。来院時は出血もひどく、かなり弱っていたので、下手なことはせず、保温して少しでも回復の兆しが見られたら投薬するように・・と、飼い主さんにも今夜が峠であることを伝えて帰ってもらいました。
 
ところが・・・後日ひょっこり来院され、
「翼は取れちゃったけど元気になりました〜!」と笑顔でおっしゃる飼い主さん・・・
「えっ・・・、生きてたの!?」小鳥の生命力に驚いた1件でした。
そういえばこの子、今回の前にも、鳥かごに翼が絡まり籠をペンチで切断して助かったんでした・・・。恐るべし悪運の強さ!?
 
捨てインコのタローちゃん
捨てインコのタローちゃん
インコが捨てられるなんてあまり聞いたことがないのですが、この子は知り合いのお宅の玄関に金魚鉢に入れられて捨てられていたそうです。
今回は腸炎で来院したのですが、優しい飼い主さんにめぐり合えて幸せそうでした。
大切にされてるのが伝わるでしょう?よかったね。タローちゃん。
 
インコの副鼻腔炎
インコの副鼻腔炎
目の下が両サイドこぶのように腫れています。この子は慢性の副鼻腔炎から鼻の穴が閉塞して、行き場のなくなった浸出物が目の下に溜まってしまったのです。
幸い抗生物質と消炎剤の投与で数日後には嘘のようにもとの顔に戻りました。
初期症状はクシャミ(プップッ)や鼻周りの汚れです。

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