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プレーリードッグ

直立クーちゃん
直立クーちゃん
診察台の上で直立しているのは4歳のクーちゃん。この子も切歯の不正咬合から鼻炎を起こし呼吸困難で来院しました。治療で症状は一進一退しながらも、最近はやせてきているよう。呼吸のしづらさから食が細くなってしまったようです。
いまや輸入禁止のため手に入れることすら難しくなってしまった貴重なプレーリードッグ。年をとってきたプレを悩ませる鼻炎は、厄介な病気です。
九死に一生のプーちゃん
九死に一生のプーちゃん
誤って飼主さんが踏んでしまい、呼吸困難で運び込まれたプーちゃんです。肺が破れて気胸を起こしぐったりしてかなりの重症でしたが、飼主さんの熱心な看護ですっかり今は元気です。発情期には性格が豹変し、飼主さんは縫うほどの怪我も負ったようですが、プレーリーの可愛い仕草には勝てないそうです。
出しておくれよ〜
出しておくれよ〜
上のプーちゃんです。
慢性副鼻腔炎のモモちゃん
慢性副鼻腔炎のモモちゃん
プレーリー特有の副鼻腔炎は、主に歯科疾患が原因となって起こります。(細菌性のことも多いですが切歯の不正咬合がある子が殆どです)
はじめは軽いクシャミや鼻水くらいで食欲には変化はありませんが、次第に呼吸困難が激しくなっていき、空気を飲み込んで鼓腸症になったり、炎症・感染が肺まで波及すると命に関わる怖い病気です。治療は抗生物質や消炎剤の投与なのですが、この治療にも限界があります。
モモちゃんも調子が悪くなるたびに抗生物質の注射に来院しています。やはりこの子も歯のトラブルを抱えています。完治することが難しく、いい状態を長く保つことが治療の目的になる、獣医泣かせの病気なのです。
 

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