石田宅のミドリガメ

知り合いが縁日で「カメすくい」なるものですくって我が家に持ち込まれた子カメたちです。3匹いるうちの2匹。 はじめは弱って、ビタミン不足から目も開かず1週間以上拒食してもうだめかと思いましたが、ビタミン剤を溶かした水に漬けること3日、突然食欲爆発！

決定的瞬間

いまではこの通りの食いつきです！ガメラみたいだな。   夏の間に甲長も１センチほど大きくなり、元気にしていたのですが、１月、ヒーターの故障による過熱で２匹一度に敢え無く亡くなってしまいました。残念で、申し訳なくて・・・・本当にかわいそうなことをしてしまいました。

ケヅメリクガメのニーラ

幼少時に栄養障害と、首の捻挫で生死を彷徨いましたがなんとか持ちこたえて数年になります。相変わらず偏食はあるニーラですが、ここ１〜２年でだいぶ逞しくなりました。

中耳炎のミドリガメ

ちょうど耳の穴に当たる部分が大きく腫れてしまったカメちゃんです。まれにですがカメにも中耳炎が見られます。針で穿刺してみたところ硬い膿だったので、抗生物質の内服からスタートしました。

カメラ目線の亀子ちゃん

食欲不振で来院した亀子ちゃんです。寒くなって保温していたものの、温度の変化についていけなくて体調を崩したようです。飼い主さんが保温方法を改善し、食餌の与え方も工夫してだいぶ食べれるようになったようです。 亀は単一の食餌を与え続けることによる栄養障害や、細菌感染症が多く見られます。小さいころからフード１種類だけでなくバラエティー豊かな食餌を与え、環境整備に注意しましょう。

おまけ：水浴中の亀子ちゃん

到津の森公園のケヅメリクガメ

患者さんではないのですが、この子はふれあい動物園でのしのし歩いてバクバク野菜を食べてそれはそれは可愛いのです！私の憧れのペットでもあるのですが・・・   この大型の陸ガメもたまに来院します。ここまで大きくなると日本の環境に順応した個体が多いのですが、幼ガメでは温度管理の失敗や栄養の不足が原因の病気がよく見られます。 陸ガメの飼育は設備・日常のケアなど、犬・猫以上に手が掛かります。大型になる種類はスペースも必要となります。飼育方法・生態など十分勉強した上で飼う事を検討しましょう。

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