全身状態が悪かったため、まず溜まっている尿を出すための緊急処置のみ行いました。洗浄しようとカテーテルを挿入しようとして愕然・・・尿道先端からびっしり泥状の尿砂(結石の小さなものでレントゲンには写らない)が詰まっているではありませんか・・・・
途中何度も無理かも・・と思いながらも、ここで通さないとこの子に未来はないっ!と根気強く洗浄し続けました。やっと開通したときにはスタッフ一同安堵のため息でした!
でも、膀胱内にはまだ結石はあるので、体調を見ながら手術の適期を見定めないといけません。今のところ食欲・元気も戻り、排尿も順調にできているので、ひとまず安心です。
追加報告:飼い主さんの希望により、開腹手術をして無事膀胱内の結石を取り除きました。再発予防のため食餌療法にて様子を見ています。
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