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緊急治療

大動脈塞栓症のミュウちゃん
大動脈塞栓症のミュウちゃん
ミュウちゃんは4才のスコティッシュフォールド。その日の朝、急にハッハッという呼吸をしだしたということで来院しました。写真は酸素室の中で胸を波打たせながら口を開けて苦しそうに呼吸するミュウちゃん。
 
レントゲンを撮り、採血をしようと足を触ると後ろ足が冷たく力が入っていないことに気付きました。
あがってきたレントゲンを見ると心臓は小さくショック状態。続いてのエコー検査で重度の肥大型心筋症になっており、それに続発する大動脈塞栓症であることが確定診断されました。
すぐに酸素室に収容され、血栓を溶解する薬やショックの治療を開始しました。2、3日は呼吸も荒くまさに生死をさまよったミュウちゃんでしたが、徐々に呼吸も落ち着き足の麻痺も改善して無事退院していきました。これからも血栓予防の薬や心臓の治療は続きますが、早期来院と適切な診断で一命を取り留めた一例です。
二つの大病に見舞われた菜都(なつ)
二つの大病に見舞われた菜都(なつ)
なつくんは初め、数日間尿が出てないようだということで来院し、尿路が閉塞していたため緊急処置をうけました。原因は冬場に多いFUS(猫泌尿器症候群)による尿砂による尿路閉塞。来院時、血液検査ではすでに尿毒症ともいえるくらいの数値まで腎機能が悪化していました。毎日治療に通いつつ、ようやく自分で排尿ができるようになり、一安心した矢先、今度は急に足がふらつき歩けなくなってしまいました。左の後ろ足が麻痺して痛覚がなく、血流も阻害されています。大動脈塞栓症です。これはもともと心臓が肥大して動きが悪い状態の子で、何らかの原因で形成された血栓が下半身に流れる大きな動脈に詰まって起こる病気。なつくんの場合ももともとあった心臓病から、最初の腎不全を引き金に発症したのかもしれません。
 
しかし幸いなことに、通院中だったため発見が早く、すぐに血栓を溶かす治療とレーザー治療の併用で、いまでは普通にあるけるまでに挽回してくれました。
マムシ咬傷
マムシ咬傷
この柴ちゃんのありえない首下の腫れは、マムシにかまれてしまったのが原因です。
良く見ると左の口唇に2箇所のキバの跡が・・・口の中まで内出血するほどの酷い状態でしたが、今回もセファランチンのおかげでどうにか組織を腐らせずに無事回復してくれました。平成18年の夏はこの子を含め2頭のワンコがマムシに咬まれて来院しました。
ナメクジ駆除剤中毒のメリーちゃん(メタアルデヒド中毒)
ナメクジ駆除剤中毒のメリーちゃん(メタアルデヒド中毒)
ナメクジ駆除薬を盗み食いしてひどい痙攣を起こしながら運ばれてきたメリーちゃんです。抗痙攣剤や中毒のための様々な特殊な治療で2日後、ようやく意識を取り戻しました。
ナメクジ駆除薬は、酒かすが配合されていることがあり、犬が好むあま〜い臭いがするらしいのです。中毒もかなり少量でも発症しますので、ご注意下さい。
お薬の管理をしていたお父さん(後ろに映ってます)が家族みんなに責められたのは言うまでもありません・・・
メタアルデヒド中毒 その2
メタアルデヒド中毒 その2
ボーダーコリーのリック。朝見たら異常に興奮した様子で痙攣しているとの連絡が入り、近くにはナメクジ駆除剤の容器が転がっていたそうです。
 
来院時は、痙攣が激しくかろうじて意識がある状態。入ってきたプラスチックのサークルを破壊するほどの激しい痙攣が続いていました。嚥下は可能だったので活性炭の吸着剤を大量投与した後、すぐに抗痙攣剤を投与し、点滴を開始しました。強肝解毒剤や組織破壊を抑えるセファランチン、ウリナスタチン等、特殊な治療を集中して行った結果、その日の夕方にはほぼ正常な状態に回復しました。
 
摂取した量がそれほど多くなかったのか、吸着剤の効果がでたのか定かではありませんが、初期症状の割には回復が早く、翌日には退院できました。あとは数週間、肝機能にトラブルが出ないかどうか監視が必要です。
マムシ咬傷
マムシ咬傷
ワンちゃんが散歩中草むらに入ったとき、キャンと鳴いて鼻の横に二つの穴が開いて血が止まらない。顔が腫れあがり、吐いてもいるとの内容でした。
 
2才のオス犬“ハク”ちゃんです。鼻の横に二つの牙跡がくっきり!散歩中草むらに入ったとき、キャンと鳴いて鼻の横に二つの穴が開いて血が止まらない。顔が腫れあがり、吐いてもいるとのことでした。毒素が下に落ち、首まで腫れあがっています。
 
すぐにセファランチン(ヘビ咬傷の特効薬です)やステロイド、強肝剤などの投与を行いました。
 
首の下のたるみは太っているのではなく、ヘビ毒素による皮膚組織の腫れです。
 
犬の場合は人とことなり血清等は使用されず、一般的にはステロイドや点滴だけしかされないことが多いようですが、当院では数十年前からセファランチンという植物アルカロイドを使った治療を行っています。セファランチンには組織破壊を抑え、活性酸素を抑える働きがあるので、ヘビや蜂、ムカデなどの咬み傷の激烈な痛みを軽減し、短期間で改善することが可能なのです。
 
昆虫の咬傷
昆虫の咬傷
おそらくムカデに顔面を刺されたであろうパグのあずきちゃんです。初診時はこんな状態でしたが、ステロイドとセファランチンという植物アルカロイド(マムシに咬まれたときの特効薬でもあります)を使用して数日で良くなりました。(痛さのあまり目を掻いてその治療が大変でしたが)
かなり痛みがでますので、刺された?とおもったら一刻も早く病院へ!
骨がはまってさあ大変!
骨がはまってさあ大変!
ミニチュアダックスのマックスくん、手羽先を食べていて口に詰まったようだとのこと・・・
 
来院時は、口を閉じて普通を装っていましたが、口を触ると突如凶暴化!かなり痛いようです。
安定剤を使っておとなしくなってもらい確認してみると・・・
上あごの奥に見事にはまってました(笑)本人真剣でしたが、なんだか可笑しく、ポキンと骨を折って取り出して終了です。マックスくんにとっては大変な緊急事態だったことでしょう。

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